用語解説 - オブジェクト指向
オブジェクト指向
ソフトウェアの開発を行う際に、操作をする手順よりも、操作する対象に注目するようにする開発手法がオブジェクト指向です。
ここで言う、操作する対象のことを、現実世界の物になぞらえてオブジェクトと呼びます。
オブジェクト内には、そのオブジェクトに関連するデータや、そのデータに対する手続きが、まとまめられています。このデータのことをプロパティ、そして手続きのことをメソッドと言います。
現実世界の物は、中身の構造が分からなくても使い方を知っていれば使えるように、オブジェクトも中身の構造が分からなくても使い方が分かれば使うことができるようになっています。
例えば、自動車は中身の構造を知らなくても運転できますし、ラジオも中身の構造を知らなくても聴くことができます。
オブジェクト指向では、こういったオブジェクトを組み合わせてプログラムを開発していきます。