用語解説 - 関数

関数

いくつかの命令をまとめてプログラムを作り、新しい命令として使えるようにしたものが関数です。よく使う共通の処理を関数にまとめたり、大きなプログラムをいくつかの関数に分けたりすると便利です。関数を使う時に情報を渡したり、関数から情報を受けとることもできます。

また、自分で作る以外にも、様々な用途の多くの関数があらかじめ用意されています。

■ 関数に渡す情報、関数からもらう情報

関数を実行する前に情報を渡したり、実行が終了した関数から情報を返してもらうことができます。関数が何か仕事をする際に、仕事に必要な情報を渡してあげて、仕事が終わったらその結果を返してもらうような感じです。

関数を実行する前に渡す情報を「引数」、そして、実行が終了したら関数から返してもらう情報を「戻り値」などと呼ばれています。

■ 関数の書き方の例

関数の書き方については、プログラム言語によって違いがあるのでここでは細かくは説明しませんが、だいたいは、次のような感じです。

関数の開始を表す文字列や記号、関数の名前、引数(引数があれば)
関数の中身(関数の中で実際に実行する命令を並べます)
戻り値を返す命令(戻り値があれば)
関数の終わりを表す文字列や記号

以下に例としてC言語とVBScriptの関数の記述例を記載しておきます。

どちらの例も、関数「kansuName」に引数として「hikisuu01」と「hikisuu02」を渡し、関数「kansuName」が戻り値「modorichi」を返しています。

関数の記述の例(C言語)
int kansuName(int hikisu01, int hikisu02)
{
   関数の中身
   return modorichi;
}

 

関数の記述の例(VBScript)
Function kansuName(hikisu01, hikisu02)
   関数の中身
   kansuName = modorichi
End Function

 

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