用語解説 - イベント駆動型プログラミング
イベント駆動型プログラミング
コンピュータ内部では、ボタンがクリックされた、決められた時間になった、通信でデータが到達したなどの、あらゆる事象が発生しています。この事象のことをイベントと言います。
イベント駆動型プログラミングでは、イベント毎に対応した処理を準備し、イベントが発生したら、各イベント毎に準備された処理を実行するようにします。
イベントは無秩序に発生するので、イベント毎に処理を準備し、イベント発生毎に対応した処理を実行するようにすることで、プログラムの効率と見通しが良くなります。
イベント駆動型プログラミングで作るプログラムは、イベントループ、イベントディスパッチャ、そして、複数のイベントハンドラで構成されます。
■ イベントハンドラ
イベント1つ1つに対応した処理をするために準備された小さなプログラムです。
■ イベントループ
イベントが発生するのを待ち続けるためのプログラムです。
■ イベントディスパッチャ
イベント発生時にそのイベントに対応したイベントハンドラを呼び出すためのプログラムです。イベントディスパッチャはイベントループの中に存在します。